医療費支払いのしくみ

被保険者が病気やケガで医療機関にかかると、診療を行った医療機関はその医療費と入院時食事療養費・入院時生活療養費を1か月分まとめて国保組合などの保険者に請求し、支払いを受けることになります。

この医療費の請求は、実際は保険者にではなく、医療機関と保険者の間に設けられた審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会)に対して行っています。

審査支払機関では、医療機関が請求のために回してきた診療報酬明細書(レセプト)により、請求内容の審査を行い、保険者に請求します。つまり、審査支払機関を通じて保険者から医療機関に医療費が支払われるという流れになっています。

医療費の適正化について

  • 毎年1回は健診を受けましょう。
    再検査や精密検査は必ず受けてください。
  • ジェネリック医薬品(後発医薬品)や、バイオ後続品を有効に利用しましょう。
    バイオ後続品は、先行バイオ医薬品の特許が切れた後に他の製薬会社から発売される薬で、先行バイオ医薬品と同等、同質の品質、安全性、有効性を有する医薬品です。
  • かかりつけ医、かかりつけ薬局を持ちましょう。
  • 重複(はしご)受診、頻回受診はやめましょう。
  • 時間外や休日の受診を控えましょう。
  • ポリファーマシーを防ぐために、お薬手帳は1冊にまとめましょう。
    ポリファーマシーとは、多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。
  • リフィル処方箋を活用しましょう。
    リフィル処方箋とは、症状が安定している患者に対して、医師の処方により、一定期間内に最大3回まで繰り返し使用できる処方箋のことです。
  • 普段からバランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。

セルフメディケーションとOTC医薬品の普及について

セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること)の取り組みの一つとして、OTC医薬品(医師の処方せんなしに薬局などで購入できる医薬品)の活用があります。薬剤師等に相談のうえ、OTC医薬品を適切に活用しましょう。

セルフメディケーション税制

平成29年1月1日から令和8年12月31日までの間、健康の維持増進と予防への取り組みとして一定の取り組みを行う個人が、一定のスイッチOTC医薬品(医療用から転用され、一般に普及している医薬品)を購入した場合(生計を同一にしている配偶者や親族も含む)、その年に支払った合計額が12,000円を超えるときは、その超える部分の金額(88,000円を超えるときは88,000円)について、その年分の総所得金額から控除されることになりました。所得税・個人住民税が減税の対象となります。

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